パーマが長持ちする方法を美容アシスタントが伝授します！

パーマが長続きする方法

皆さんはパーマをあててすぐにパーマがとれた経験はありませんか？

美容室に来られる方の中にはパーマがあたりにくい髪質の方もいらっしゃいますし、それが悩みで来店される方も。

そこで、今回は「パーマが長続きする方法」をご紹介します！

長続きさせるためには、ただパーマをきつくあてたりするのではなく、髪自体を知ることも大切だと思います。

ではこれからパーマを長続きさせる方法を説明します！

パーマがかかる仕組み

パーマがかかる仕組みを知ることでパーマを長続きさせる方法を考えたいと思います。

まずはパーマの仕組みを簡単に説明していきますね！

パーマをあてるためには、まずカールを巻いた後1剤と言う薬剤で、髪の中にある結合を離します。 これをSーS結合といいます。


このSーS結合が離れると髪が柔らかくなり
形をコントロール出来るような状態にします。ある程度カールを巻いたまま放置をして
次に2剤と言われる薬剤で、一度きれた結合を再び結びつけてくれる薬剤をつけます。
これでクセのついたスタイルができあがります！

しかし、できあがりはしっかりとカールがキープ出来ている状態ですが、すぐにパーマが落ちてしまったり、スタイリングが難しいと思う方たくさんいると思います。

ではなぜ、すぐにパーマが落ちてしまったり、スタイリングが難しかったりするのでしょうか？？

パーマが落ちてしまう原因

・キューティクルが細かい
キューティクルが細かい＝健康毛

キューティクルとは魚の鱗（うろこ）のような形をしていて、髪の中のタンパク質や水分（コルテックスやメデュラ）などにフタをしてくれています。


このフタがしっかりとしていることで薬剤が入りにくく、浸透するまで時間がかかってしまいます。

そのため、浸透する時間が足りないなど、パーマがすぐに落ちてしまうことがあります。

・髪が傷んでいる
髪が痛むとだんだんキューティクルがとれてフタの役割をしてくれる物がないため、一度入れた薬剤やタンパク質が落ちてしまいパーマがかかりにくくなります。

パーマをあて、パーマを維持させるためにも普段からのケアが大切ですね。

そんな方は市販のシャンプーやコンディショナーをやめて美容室で販売しているシャンプーを使っていただきたいです。

・日常のダメージ
普段日常でドライヤーやシャンプーは必ず必要な物ですが、やはりこれはもパーマがとれる原因にもなります。

ドライヤーのあて過ぎや濡れたまま放置をすることは髪にダメージを与えますから気をつけましょう！

一人一人の髪質で当たりにくい事は、やはり仕方のないことでもありますので、当てた際はパーマが落ちない対策や日常の工夫を大切にしましょう！

ということで、長続きさせる方法を説明していきます！

パーマを長持ちさせる方法

1.お店でのトリートメント
普段日常で使うトリートメントではなくできるだけ美容室でのトリートメントや美容室で販売しているものを使用するのをオススメします！

その理由は、市販のものは髪の周り、つまりキューティクルを補修してくれるものです。

しかし美容室のトリートメントはスカスカになった髪にタンパク質を入れてもっちりと弾力を出して元々の髪に近づきます♪

もちろん表面のコーティングもしてくれるので効果は抜群ですよ！

2.ドライヤーの当て方

＜ロングヘアの方＞

ロングのパーマはドライヤーの風を外側から内へ熱を当てるように乾かし、出来るだけ手の動かし方も内巻きになるよう動かしてください！



ドライヤーの風、手の使い方で簡単にウェーブを出すことができます！

＜ショートヘアの方＞

ショートの方で1番大事なのはとにかく根元を乾かしてボリュームをだすことです！


最初に根元を乾かすのがポイントです！

根元をしっかり乾かすといつもよりボリュームがでてゆるふわスタイルにすることができます！

毛先はクシャッと握るようにして乾かしてここでパーマを出していきましょう。

3.パーマ後のシャンプーは控えましょう

パーマ後は様々な薬液を吸い込んでいるのでとても不安定な状態ですので、なるべくさけてください。

また日頃のシャンプーでゴシゴシと洗い続けるとウェーブを伸ばしてしまうので軽く洗うのも１つですが、もみ洗いが1番 落ちにくく効果的だと思います！

いかがでしたか？
パーマ後の手入れについて様々な疑問をお持ちの方々に少しでも力になれたら幸いです！

最後までよんで頂きありがとうございました(^^)