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知って得する髪の事、ドライヤーの大切さ


なぜウェット状態のままで寝ると
髪によくないのか
」をテーマに
今回はこの記事を書きました!

まず本題に入る前に髪の説明をしていきます
これは髪の毛一本の断面図です。

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メデュラ→髪の毛中心部で、空気などを含んだ組織。太毛にはあり、細毛にはない場合もあります

コルテックス→髪の85%〜90%を占めています。主にタンパク質で出来ていますが、他にも水・脂質・メラニンなどがある層です。

ここで1番大事な…
キューティクル→このように何枚もの層が重なり合って中のコルテックスなどにフタをしてくれている細胞です。

この層(キューティクル)は地肌から毛先の方に向けて1枚1枚重なっています。

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カラーやパーマを繰り返している髪など、ダメージのある髪はこのような状態です。

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キューティクルが浮き上がっているようにも
見えますよね?髪を乾かさないと→パサつき、指通りが悪い、枝毛 などといった悩みがありますが、それは髪がこのようになっているからなんです。

では、何故寝る前に髪を乾かした方が傷みにくいのか?

Fresh girl drying her long hair with blow dryer


何故と聞かれると、戸惑ってしまう方が
多いのでは?

ドライで1番大切なのは、
キューティクルを整えることなんです!!
→これを整える乾かし方をすれば
髪にツヤが出た仕上がりに♪

乾かし方は簡単!
まずは、根元から乾かして下さい。

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できるだけ初めに表面を乾かしきらず
ウエットな状態にしておいて下さい!
初めから表面を乾かしてしまうと
パサついてしまい、また熱の当てすぎで
髪が傷んでしまいます。


最後に表面を乾かします。

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1番のポイントはドライヤーの風を
上から下へとあてることです!
これでキューティクルの層が1つ1つ
整い、再びフタをしてくれます。

次の日の朝もスタイリングが楽に♪

ただし乾かしすぎは注意!
一般的なドライヤーの温度は120度と言われていて、髪に近づけた状態だと軽い火傷をしてしまいます。
なので髪から15cm〜20cmほど離すと60度、70度ほどになり傷みを和らげることができます。

温風の効果と冷風の効果

温風は乾かしたり、パサつきを抑えたりするのはもちろんの事ですが、セット力もかなりあります!
指を上手く使えば内巻きになったり、外はねなどのスタイリングは可能です。その状態から冷風を使うと髪が引き締まり固定をしたり、よりツヤを出してくれます

8割を温風で乾かして、最後の仕上げは冷風くらいのイメージで覚えて下さい。


実際に濡れた髪、乾いた髪を
比較してみると…


左:濡れた髪 右:乾いた髪

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このように髪が濡れると膨潤します。
なので、
1.乾かさずに寝てしまうと、湿気により
頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり
かゆみ、フケの原因になります。

2.キューティクルが開いたまま乾くと固定されるので枕との摩擦により剥がれてしまいます。

一度剥がれてしまったキューティクルは
二度と再生することができません


3.カラーの退色
キューティクルが開いたままだと、中に入っている染料も落ちやすくなり綺麗なカラーも台無しに。


ドライヤーをしないことでこんなにたくさんのダメージがあると思うと、ゾッとしてしまいますね。

せっかくカラーや、パーマをするなら
長持ちさせたい!ダメージを減らしたい!
そう思うのが当たり前ではないでしょうか!?

色々な気持ちが分かるからこそ、みなさんにドライヤーの大切さを知って頂けたら嬉しいです♪
毎日のケアを欠かさず、いつまでも美しい髪を持続させちゃいましょう!

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最後までよんで頂きありがとう
ございました!

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吉町麻美子

吉町麻美子

京都北山のケーキ屋で8年間経験を積み、その後フレンチレストランのデザートわ3年間担当し、2015年4月に北山で人気の美容室PEACEの移転リニューアルオープンのスタッフとしてカフェの店長を任される。 休みの日はパン、ケーキ、カフェ巡りやお寺巡りをしてリフレッシュしている。