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「今日はトリートメントをされますか?」このような提案をサロンでされたことはないですか?

しかし理由もなくトリートメントをしようと施術を勧められていたなら、場合によってはサロンの営利目的にすぎないかもしれません。

ご自身にどのようなヘアーケアが必要か知り確認することはとてもとても重要です。

必要な時に必要な施術を行いお財布のひもに優しいケアをすることが髪にとっても金銭的にもメリットのある方法だとおもいます。よって今回はトリートメントついて身に付けておきたい知識を説明していきます!!

1.トリートメントの効果は一体何なのか?

2. トリートメントとリンスの違いは?

3. トリートメントの持続期間

1.トリートメントの効果は一体何なのか?

トリートメントで髪は生き返る?

トリートメントは髪に栄養を内部補修してくれ、カラー、パーマ後そして紫外線などで傷んだ髪をツヤツヤサラサラにします。

しかし、トリートメントで傷んだ髪が生き返るというのは真っ赤なウソです。髪は死んだ細胞の集まりで、髪が伸びるのは毛根でつくられた細胞が押し上げられるだけなので髪の毛自体が成長することはありません。一度紫外線やパーマ、カラーで傷んだ髪は二度と元には戻りません。

何の為にトリートメントをするの?

では何のためにトリートメントをするのかというと、髪に受けたダメージを補うためです。一度傷んでしまった髪は元には戻りませんのでトリートメントで足りない栄養やうるおい成分を補って健康な髪に寄せていくというわけです。

ダメージケアを防ぐには?

トリートメントで行われる栄養補修はケラチン(タンパク質)の穴埋めです。ダメージヘアーは髪の「キューティクル」が剥がれることによって引き起こります。キューティクルとは、髪の毛の一番外側を包む「海苔巻きの海苔」のような存在です。この海苔が破れていたり薄くなっていたりすると、中の具つまりケラチン(タンパク質)がボロボロとこぼれてしまい、すっからかんの海苔巻きになってしまいます。これがまさにダメージヘアーです。カラーやパーマの繰り返しの他にも、日常のシャンプーで汚れが洗い流されていなかったり、ドライヤーの当て方やドライヤーを使用しない自然乾燥などのケアが正しく行われていないことの積み重ねでキューティクルは剥がれてしまいます。

 

2.トリートメントとリンスの違いは?

上記の説明どおりトリートメントは髪の内部に栄養を補修します。リンスは

髪の一番表面、キューティクルを保護する役割を果たしています。シャンプーで素の状態になった髪の表面を保護し、熱や外部の刺激から髪を守る働きをします。髪の表面を油分でカバーすることでシャンプー後の髪のきしみを防ぎ指通りが良くなり、ツヤも出ます。あくまでも表面のケアであり、基本的には内部に作用しないことが特徴です。

因みに、コンディショナーに含まれるコーティング剤は、頭皮にも膜をはってしまい、毛穴を詰まらせてしまう原因になるので、頭皮にはコンディショナーをつけないようにしましょう。

※リンスとコンディショナーの違い

リンスもコンディショナーも髪の毛の外側から美しくする働きをするという点からは同じものです。

・リンス→英語で「すすぐ」という意味。指通りをよくする。

・コンディショナー→毛髪のコンディションをよくする目的でつくられた商品

 

3. トリートメントの持続期間

サロンのトリートメントは持続期間が長いことが特徴。だいたい数週間から一か月と言われています。施術してもらったあとは自宅でセルフトリートメントをすることをお勧めします。これだけ持ち時間が長いので2,3週間でまた施術をするともったいないですね。

まとめ

トリートメントが必要とされるのは、パーマやカラー後そして強く紫外線を浴びた時やドライをせずダメージしてしまった時など、これ以上ダメージしてほしくないときに施術をしてもらうことをお勧めします。トリートメントは髪の中にたっぷり栄養をいれてあげることでドライ後驚くほどの触感に変化します。ダメージが気になり、トリートメントをやられたことがない方はぜひサロンで体験してみてください。

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吉町麻美子

吉町麻美子

京都北山のケーキ屋で8年間経験を積み、その後フレンチレストランのデザートわ3年間担当し、2015年4月に北山で人気の美容室PEACEの移転リニューアルオープンのスタッフとしてカフェの店長を任される。 休みの日はパン、ケーキ、カフェ巡りやお寺巡りをしてリフレッシュしている。