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みなさんは白髪に悩んでいませんか?

一年前までは数本だった白髪が日に日に増えていき鏡を見るたびにため息が出る。髪を乾かす時も、アレンジをする時もいつも白髪が気になり落ち込んでしまうとある女性のお客様が切なそうにお話されていました。

老けて見える白髪をどうにかして改善したい。しかし内側から生えてくる髪の毛に対して外側からのケアには限度があります。

内側からのケアをするためにはマッサージの方法とシャンプーの種類がとても重要となります。ではなぜそれが必要かこれから紐解いていきましょう。

1メラノサイト

2髪は血液でつくられる

3血流をよくするためのマッサージ

4シャンプーの選び方

1.髪に色をつけるうえで一番大事なことは?


髪に色をつけるうえで一番大事な細胞となるのが、色素工場であるメラノサイトです。このメラノサイトから「色をつけて」という命令がでると「メラニン色素」が出てきて髪を黒くします。しかし、人間が年を重ねるにつれてメラノサイトの働きも弱くなりメラニン色素を出す命令が出なくなり、髪に色をつけることができなくなります。では再びメラノサイトの働きを活発にするためにはどうすればいいのでしょうか?

2.髪は血液でつくられる


私たちの体はたくさんの細胞がありそのほとんどは血液から栄養をもらいながら成長しています。実は髪も細胞からできており髪の毛がつくられるときは血液が使われています。

しかし人間が食事をし栄養を摂取するにあたって髪に栄養が送られるのは一番最後だといわれています。髪は人間が生きていくにあたって必要がないものだからです。よって、髪に栄養を行き届きやすい状態をつくために血液の流れをよくする必要があり、結果メラノサイトの活発化にも繋がります。

3.血流をよくするためのマッサージ


血流をよくするには、マッサージです。マッサージをして血液の循環を良くしてあげることが重要となります。

頭の血流は首が出入り口になっており首から頭のてっぺんに行き首へ帰って行きます。指の腹を使って優しく頭皮をなでるくらいの強さで行いましょう。一日3セット時間がある時に行ってください。特にお風呂上りは血の流れが良くなっているのでお勧めです。

4.シャンプーの選び方


白髪予防でもうひとつ大切なのがシャンプーの選定です。女性の方がシャンプーを求める際に重要となるのが洗浄力と手触り感です。一つ目の洗浄力で必要となる成分は低刺激で適度な脂を残すことが出来るアミノ酸系シャンプーです。成分表の2番目に下記の表示があればオッケーです。

アラニン系

・ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルアラニンNa

→適度な洗浄力で髪をしっとりとした仕上がりに

グルタミン系

・ココイルグルタミン酸、ラウロイルグルタミン酸

→低刺激でコンディショニングが高い

これに伴い二つ目の手触り感ですが、今現在はやりのノンシリコンシャンプー。なぜ今このシャンプーが重宝されているのかともうしますとシリコン自体は手触りや質感をよくしますがこれが頭皮につくことで髪の成長をストップさせます。あくまでも白髪予防のシャンプーとして重要なのは洗浄力です。因みにタンパク質が含まれている成分でしたら加水分解ケラチン、グルタミン酸という表示が成分表の下の方に記載されています。

白髪予防には血流をよくするためのマッサージとシャンプーの選び方が必須となります。

ぜひ皆さんも白髪を内側から予防していきましょう。

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吉町麻美子

吉町麻美子

京都北山のケーキ屋で8年間経験を積み、その後フレンチレストランのデザートわ3年間担当し、2015年4月に北山で人気の美容室PEACEの移転リニューアルオープンのスタッフとしてカフェの店長を任される。 休みの日はパン、ケーキ、カフェ巡りやお寺巡りをしてリフレッシュしている。