Pocket

街中の看板に

『〇〇café』『〇〇喫茶店』

1度といわず、何度も見かけたことありますよね!

caféと喫茶店、似ているのになにが違うのだろう?

私自身caféで働いているのですが、違いも分からず働いているのも…と思い、何が違うのか調べてみました!!

ぜひこの結果、見ていってくださいね!

なんと、違いはハッキリとありました…



 

 

お酒が提供できるか出来ないか…という違いでした!!!

というのも、法律で明確に定められた違いがあるのです。

その法律はこちら!

《食品衛生法施行令35条》

まさか法律で違いがあるとは思いませんでした…。

お店を出店したり営業したりするには、国の営業許可が必要となります。

caféや喫茶店もその申請を行わなければなりません。

そこにも違いがありました!!

喫茶店…喫茶店営業許可

     café…飲食店営業許可

喫茶店の営業許可では先ほども書きましたが、お酒を提供できないということ

それに単純な加熱以外の調理全般をしてはならないということ

と、記載されています。

これからcaféや喫茶店を開業するつもりのある方には必ず知っておかないとダメな事になりますよー!

広辞苑でも調べてみました。

喫茶店…

コーヒー・紅茶などの飲物、菓子・果物や軽食を客に供する飲食店

café…

①主としてコーヒー、その他の飲料を供する店

②明治末〜昭和初期、序給が接待して主として洋酒類を供した飲食店

とありました!

日本では幕末横浜ですでにカフェがあったとされ、東京は1888年(明治21)上野にある【可否茶館】という店が最初だといわれています。

この名前は『かひさかん』と読むそうです。

ちなみに今もお店は営業されているみたいですよ!

コーヒーとも読めそう…と思えるのが当時の東京のお洒落さをかもし出しているなと、私は思いました!(^_^)

皆さん【純喫茶】という言葉を聞いたことありますか?

この言葉もなんだろうと疑問になっていたのですが、喫茶店では基本お酒は出さない。

しかし営業許可申請の内容によっては、喫茶店と名乗っていてもお酒や食べ物を出しているお店はたくさんあります!

そこで、【純喫茶】という言葉ができたみたいです。

私のお店は本当に喫茶店なんですよ、とアピールするフレーズにも聞こえますし、どこか喫茶店というものをブランド化して宣伝しているかのようにも思えます!

他の喫茶店とはまた違うイメージを持ちますね。

どこか懐かしい、毎日常連さんがどの時間にもおられる…そんな昔ながらの雰囲気がありそうです!

喫茶店といえば、どこの県をイメージされますか??

私は名古屋がすぐに浮かびました!!

名古屋しか浮かばなかった…といったほうがいいですね笑

あのボリューミーなモーニングが安い価格で食べられるとイメージが強く、名古屋発祥の喫茶店チェーンは今や全国区に展開されていますし、人気店になっています。

他に喫茶店のイメージのある都道府県が個人的に出てこなかったのですが、調べていくとびっくりなことが!

なんと…

喫茶店の数が一番多いのは大阪。なんです!

知名度でいうと名古屋しか出てこないイメージだったので、調べてみて本当に驚きでした!!

数で言いますと、名古屋を抜きダンドツで大阪が多いみたいですよ!

意外ですね〜!

今やカフェ。と看板を掲げているお店は全国に数え切れないほどあります。

近年更に増えてきているイメージです。

カフェでの食事もジャンルも様々。

和食、イタリアン、フレンチ…

昔に比べ確実に増えているのが

《ヘルシー志向の人が多い》

確かによく目にしますよね!

自然食

有機野菜

マクロビオティック

精進料理

前面に押し出すお店、よく見かけますよね!

最近ではドリンクより食事に力を入れる傾向にあることが分かります。

常にカフェも喫茶店も進化しているということですね!

まとめ(^_^)

カフェと喫茶店の違いは法律で明確に定義されているということ。

お酒を提供できるか出来ないか。

営業許可申請自体が違うため、最初のお店の設定から変わってくるということでした。

今後皆様がお店をされたいという時に少しでも役に立てば幸いです。

美容室の空室状況・予約する